Ballads (Reis) (Rstr) (Dig)のレビュー
いいものはいい、としか言いようがない、歴史の風雪を耐えた至高の名盤
コルトレーンはバラードの名演をいくつかリリースしている。そのきわめつけの逸品が本作で、タイトルからしてズバリ「バラード」。ハードなコルトレーンの信奉者からは軟弱とそしられようが、多くの人のハートをつかみジャズに誘う間口の広さと崇高なリリシズムでジャズ・バラードの奥行きの深さを備えた名作であることは、歴史による証明済みと言っていいだろう。
本エディションについてoriginal recording remastered, restoredとこのWebページに記されている。restoredは映画の修復の意味でDVDやBDでよく使われるが、CDで使われるのを目にするのは私にとって本作が初めて。何か特別なことをしているのかと思ったが、Authentic art work, true to the original album release, Newly remastered from the original tapesの意味のようである。確かに2007年リマスターの音は素晴らしい。コルトレーン・クァルテットが目の前で演奏してくれているかのようだ。
表ジャケにORIGINALSと印刷しているのが疑問。それこそオリジナル・アート・ワークの再現でなくなるではないか?
しかし、そんなことは瑣末なこと。この音質でこの名演を楽しめればそれは至福の時間だ。
本エディションについてoriginal recording remastered, restoredとこのWebページに記されている。restoredは映画の修復の意味でDVDやBDでよく使われるが、CDで使われるのを目にするのは私にとって本作が初めて。何か特別なことをしているのかと思ったが、Authentic art work, true to the original album release, Newly remastered from the original tapesの意味のようである。確かに2007年リマスターの音は素晴らしい。コルトレーン・クァルテットが目の前で演奏してくれているかのようだ。
表ジャケにORIGINALSと印刷しているのが疑問。それこそオリジナル・アート・ワークの再現でなくなるではないか?
しかし、そんなことは瑣末なこと。この音質でこの名演を楽しめればそれは至福の時間だ。
コルトレーンのベスト
コルトレーンと言えばすぐに「ブルートレイン」や「至上の愛」が思い浮かぶが、コルトレーン・ファンに一番聴くアルバムは?と尋ねると、この「バラード」と答えるファンがほとんどだろう。いつもの高い音色で狂気を感じさせるようなコルトレーンではなく、朗々と吹く。それでいて「ムード音楽」にはなっていないところが素晴らしい。「名盤」とはこのアルバムのためにある言葉だ。夜一人でウイスキーのグラスを片手に聴くと、あまりの美しさにタメ息が出る。コルトレーン嫌いだってこの一枚は絶賛するはずだ。(松本敏之)
いい感じ
暑苦しくないコルトレーン(笑) などというものがこの世に存在するのかと半信半疑で、CD帯の宣伝文句を読んでいたものだが…
スムーズでエレガントで温和だが音に厚みがあり芯のしっかりした、リズミカルで小粋な、コルトレーンの演奏が素晴らしい。
共演者もみなそれぞれの個性を小気味よく提示し合って、非常に一体感があり、それでいて凡庸に聞こえない。
聞くほどに心がほぐれ、リラックスした気分の底から、忘れていたような優しさだの、活力…なにしろポジティブな感動が、しっかりと湧いてくるように感じた。
スムーズでエレガントで温和だが音に厚みがあり芯のしっかりした、リズミカルで小粋な、コルトレーンの演奏が素晴らしい。
共演者もみなそれぞれの個性を小気味よく提示し合って、非常に一体感があり、それでいて凡庸に聞こえない。
聞くほどに心がほぐれ、リラックスした気分の底から、忘れていたような優しさだの、活力…なにしろポジティブな感動が、しっかりと湧いてくるように感じた。
くるまれる幸せ
John Coltrane(tenor sax), McCoy Tyner(piano), Elvin Jones(drums),
Jimmy Garrison(bass,[1]-[6],[8]), Reggie Workman(bass,[7])
録音:1962年11月13日([1]-[5]), 1962年9月18日([6],[8]), 1961年12月21日([7])
もはや語りつくされてる名盤ですが、これ以上ない「温もり」と「安らぎ」をくれる一枚です
ね。
肌寒い季節に、あったかい布団にくるまれてるようなそんな幸せです。そうなれば二度寝、
三度寝なんてあたりまえですが(笑)、ここでのトレーンの温もりがにじみでるようなテナー
の音色も一度聞き始めると、もう何もかも忘れずーっとくるまれていたいんです。
マッコイ・タイナー、エルヴィン・ジョーンズ、ジミー・ギャリソンの真心あふれるサポート
がまたあったかい。
全曲、どの演奏も好きですが、個人的に愛聴してるのは[7]の「It's Easy to Remember」だ。
もうこれ以上ないメロディー。。聞きすぎて一生頭から離れないと思う。情がにじみ出てる
ホーンの優しい音色に、ここではレジー・ワークマンがベース奏者ですが、とにかく優しい
音だ。エルヴィンのドラムが盛り上げるドラマチックな曲の締め方がまたいいんです。
就寝前に聞いたり、ちょっと一息つきたい時にはピッタリですが、僕個人的には仕事終わり、
帰途の車中でかけるこの一枚は最高の贅沢なんです。
Jimmy Garrison(bass,[1]-[6],[8]), Reggie Workman(bass,[7])
録音:1962年11月13日([1]-[5]), 1962年9月18日([6],[8]), 1961年12月21日([7])
もはや語りつくされてる名盤ですが、これ以上ない「温もり」と「安らぎ」をくれる一枚です
ね。
肌寒い季節に、あったかい布団にくるまれてるようなそんな幸せです。そうなれば二度寝、
三度寝なんてあたりまえですが(笑)、ここでのトレーンの温もりがにじみでるようなテナー
の音色も一度聞き始めると、もう何もかも忘れずーっとくるまれていたいんです。
マッコイ・タイナー、エルヴィン・ジョーンズ、ジミー・ギャリソンの真心あふれるサポート
がまたあったかい。
全曲、どの演奏も好きですが、個人的に愛聴してるのは[7]の「It's Easy to Remember」だ。
もうこれ以上ないメロディー。。聞きすぎて一生頭から離れないと思う。情がにじみ出てる
ホーンの優しい音色に、ここではレジー・ワークマンがベース奏者ですが、とにかく優しい
音だ。エルヴィンのドラムが盛り上げるドラマチックな曲の締め方がまたいいんです。
就寝前に聞いたり、ちょっと一息つきたい時にはピッタリですが、僕個人的には仕事終わり、
帰途の車中でかけるこの一枚は最高の贅沢なんです。

本CDの録音のクオリティも私には十二分です。
演奏とは関係ないですが、CDがケースから取りはずせなくて困りました。
プラスチックのCD固定部が不良なものにあたってしまったんだとおもいます。プラスチックの台座が割れてようやくCDをはずせました。